ベルランゴの乗り心地と静かさ|気になる揺れ・ロードノイズと改善策

石畳の道を走るベルランゴ

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ベルランゴの乗り心地って、実際どうなんだろう。商用車がベースと聞くと、ゴツゴツしていないか気になりますよね。

結論から言うと、ベルランゴの乗り心地はやわらかめで、フランス車らしいおおらかさがあります。一方で、ディーゼル音や荷室から入るロードノイズは気になる人もいます。この記事を読めば、どのグレードが自分に合うかと、気になった時の改善策が分かります。

目次

ベルランゴの乗り心地はいい?悪い?

先に結論

段差のショックをやわらかく受け止める乗り心地で、好意的な声が多いです。気になりやすいのは、背の高いボディゆえの揺れと、エンジン音・ロードノイズです。

『商用車っぽい乗り心地なんでしょ?』と思っている方、実は少なくありません。

ベルランゴは欧州で商用バンとしても売られている車がもとになっています。ただ、日本に入っている乗用モデルは、人を乗せる前提の味付けになっているんです。

よく聞かれるのは「思ったよりやわらかい」「長距離でも疲れにくい」という声です。一方で「カーブで少し傾く」「高速だと音が入る」という声もあります。

例えばこんな場面で差が出る

乗り心地は、走る場所でかなり印象が変わります。

例えば、市街地のマンホールや段差を越える時は、やわらかめの足回りがショックを丸めてくれます。一方で、交差点を曲がる時や高速道路の車線変更では、背の高い車らしいゆったりした傾きを感じやすいです。

「カーブで体が持っていかれる感じがする」と言われたら、速度を少し落としてから曲がるのが効きます。運転の仕方で同乗者の感じ方が変わりやすい車なんです。

乗り心地に関わる仕組み

乗り心地は、足回り・タイヤ・シートの3つでほぼ決まります。ベルランゴの現行型を公式諸元で見てみましょう。

項目内容
前サスペンションマクファーソンストラット
後サスペンショントーションビーム
車両重量5人乗り1,600kg(XTR GCP 1,630kg)/ロング1,660kg(XTR GCP 1,680kg)
全高5人乗り1,830mm/ロング1,850mm
ホイールベース5人乗り2,785mm/ロング2,975mm

ホイールベースは前後のタイヤの間隔のことです。長いほど、段差を越えた時の揺れが落ち着きやすい傾向があります。

グレードで乗り心地は変わる?

ここが一番気になるところですよね。実はベルランゴは、グレードでタイヤとシートが違うんです。

グレードタイヤサイズシート
MAX205/60 R16ファブリックシート
MAX XTR Grip Control Package205/55 R17XTR専用ファブリック・アドバンストコンフォートシート
LONG MAX205/60 R16ファブリックシート
LONG MAX XTR Grip Control Package205/55 R17XTR専用ファブリック・アドバンストコンフォートシート(3列目は通常のファブリック)

16インチのMAX系は、タイヤの側面(ゴムの厚み)が少し厚めです。一般的に、側面が厚いほど細かい段差の衝撃をやわらげやすいと言われます。

17インチのXTR系は側面が少し薄くなる分、見た目が引き締まります。一方で、アドバンストコンフォートシートが前席と2列目に付いていて、座った時の体の支えはこちらが上です(公式スペシャルサイト)。

ベルランゴのグレード別タイヤとシートの違いの図解

5人乗りとロングの違い

『ロングのほうが乗り心地がいい?』という疑問もよくあります。

ロングはホイールベースが190mm長く、車両重量も重くなります。そのため、段差を越えた後の揺れが落ち着きやすいと感じる人もいます。

ただ、ロングの3列目は車のいちばん後ろ寄りに座る形です。2列目より揺れを感じやすいので、長距離では乗る人を交代してあげるといいですよ。

静かさは?ディーゼル音とロードノイズ

乗り心地と一緒に気になるのが、車内の静かさですよね。

ベルランゴは全車1.5Lのディーゼルエンジンです。エンジンをかけた直後や寒い朝のアイドリングでは、ガソリン車より音や振動を感じやすいのは確かです。

走り出すと気になりにくい

走り出してしまえば、エンジン音は気にならないという声が多くあります。8速ATで回転を低く保てるので、一定の速度で走っている時は静かに感じやすいんです。

荷室から入るロードノイズ

むしろ気になる人が多いのは、タイヤが路面を転がる音(ロードノイズ)のほうです。

ベルランゴは荷室と客室がひとつながりの箱型です。後ろのタイヤの音が荷室を通って車内に響きやすい形なんです。

気になりやすい場面理由として考えられること
荒れたアスファルトの道路面の凹凸でタイヤの音が大きくなる
高速道路速度が上がるほど風切り音とタイヤの音が増える
荷室が空の時荷物が無いと音が響きやすい
寒い朝のエンジン始動直後ディーゼル特有の音が出やすい

試乗の時は、静かな道だけでなく、少し荒れた道も走らせてもらうと実際の感覚に近づけます。

試乗で見落としやすい点

試乗はたいてい短い距離で、きれいな舗装の道を走ります。高速道路やいつも走る道で音がどう感じるかは、できれば長めの試乗やレンタカーで確かめてみてください。

静かさを確かめる試乗のしかた

『試乗でどこを聞けばいいの?』と思った方へ。音を確かめるなら、見るところを先に決めておくのがおすすめです。

試乗で音を確かめるポイント
  • エンジンをかけた直後の音を窓を開けて聞く
  • 信号待ちのアイドリング中の振動を確かめる
  • 荒れた路面で後ろから響く音を聞く
  • 後席に座って、運転席との会話のしやすさを試す

後席や荷室に近い席ほど、ロードノイズは大きく聞こえやすいです。家族を乗せる予定なら、後ろの席にも座ってみてください。

乗り心地を改善する方法

『買った後に気になったら、どうにかできる?』という方も多いですよね。結論から言うと、手軽なものから順に試せることがいくつかあります。

手軽な順に試したい改善策
  1. タイヤの空気圧を運転席ドア付近の指定値に合わせる
  2. 荷室の積みっぱなしの物を固定して、カタカタ音を止める
  3. 厚手のフロアマットや荷室マットを敷く
  4. タイヤ交換の時期に、静かさを重視したタイヤを選ぶ
  5. 音が気になる場所をディーラーに相談する

まずは空気圧と荷物から

いちばん簡単なのが空気圧の確認です。空気圧が高すぎると、段差でゴツゴツした感じが強くなりやすいんです。

指定値は運転席のドア付近などに貼られたラベルで確かめられます。ガソリンスタンドの給油ついでに測ってもらうと手軽ですよ。

荷室に入れっぱなしの工具やキャンプ道具も、走るたびに音の原因になります。ボックスにまとめて固定するだけで、ずいぶん静かになることもあります。

シートの調整とクッション

意外と見落としがちなのが、シートの合わせ方です。座る位置が合っていないと、揺れを体で受け止めてしまって疲れやすくなります。

背もたれを立て気味にして、お尻を奥まで入れて座ると、体がぶれにくくなります。長距離で腰が気になる方は、薄手のクッションを1枚足すだけでも感じ方が変わることがありますよ。

タイヤ選びで変わること

タイヤを替える時期が来たら、静かさや乗り心地を重視したタイヤを選ぶのも一つの手です。サイズはMAX系が205/60 R16、XTR系が205/55 R17です。

静かさ重視のタイヤを選ぶと
  • ロードノイズが減りやすい
  • 細かい段差のあたりがやわらぐことがある
  • 長距離の疲れにくさにつながる
気をつけたい点
  • 価格が上がる場合がある
  • 銘柄によって燃費や減り方が違う
  • サイズを変える時は車検や速度計への影響を確かめる

インチダウン(17インチから16インチへ)を考える方もいます。ただ、ブレーキとの干渉やサイズの適合があるので、ディーラーかタイヤ専門店に相談してから決めましょう。タイヤの費用はベルランゴのタイヤサイズと交換費用で見ています。

静音シートや吸音材を入れる前に

ネットでは、ドアや荷室に吸音材を入れる方法も紹介されています。効果を感じる人もいますが、内装を外す作業なので、内張りの爪を割ったり配線を傷めたりすることもあります。

自分で作業する前に、購入したディーラーに相談してみるのが安心です。保証期間(新車登録から3年)のうちは、なおさら気をつけておきたいところです。

ベルランゴの乗り心地と静かさを改善する方法の図解

荷物の積み方でも乗り心地は変わる

実は、荷物の積み方でも乗り心地は変わります。重い物が荷室の後ろの端にあると、段差を越えた時に車の後ろが揺れやすくなるんです。

重い物はなるべく前寄り、2列目の背もたれに近いところに置いてみてください。キャンプ道具のように量が多い日は、荷物を固定するベルトやネットを使うと、カタカタ音も減らせます。

荷室の使い方はベルランゴの荷室の広さでも詳しく見ています。

乗り心地で選ぶならどのグレード?

ここまでの話を、目的別にまとめてみます。

重視したいこと合いやすいグレード価格(2026年10月時点)
段差のやわらかさMAX(16インチ)4,490,000円
座り心地と体の支えMAX XTR Grip Control Package4,698,000円
3列目も使う・揺れの落ち着きLONG MAX4,670,000円
3列と座り心地の両方LONG MAX XTR Grip Control Package4,878,000円

『結局どれがいい?』と迷ったら、まずMAXとMAX XTRを続けて試乗してみてください。同じ道を走ると、タイヤとシートの違いがわかりやすいですよ。

運転のしやすさや同乗者の酔いやすさについてはベルランゴは運転しやすいかに書いています。車の大きさ全体はベルランゴのサイズ一覧、遠出の使い方はベルランゴでキャンプ・釣り、寝る時の快適さはベルランゴの車中泊仕様も参考にどうぞ。

グレードが決まったら、見積もりの前にベルランゴの値引き相場と交渉の順番を読んでおくと、話を進めやすいです。

よくある質問

ベルランゴの乗り心地は硬いですか?

段差のショックをやわらかく受け止める乗り心地で、硬いと感じる声は多くありません。背の高いボディなので、カーブで少し傾く感覚はあります。

ベルランゴの静粛性はどうですか?

走行中のエンジン音は気になりにくいという声が多い一方、荷室から入るロードノイズや寒い朝のアイドリング音は気になる人もいます。

16インチと17インチで乗り心地は違いますか?

16インチのMAX系はタイヤの側面が厚めで、細かい段差をやわらげやすい傾向があります。17インチのXTR系はアドバンストコンフォートシートが付き、座り心地の面で良さがあります。

乗り心地を改善するには何からすればいいですか?

まずはタイヤの空気圧を指定値に合わせ、荷室の荷物を固定してみてください。それでも気になる時は、タイヤ交換の時期に静かさを重視した銘柄を選ぶ方法があります。

3列目の乗り心地はどうですか?

ロングの3列目は車の後ろ寄りに座るため、2列目より揺れを感じやすい傾向があります。長距離では座る人を交代したり、こまめに休憩をとったりすると快適です。

まとめ

この記事の要点
  • 乗り心地はやわらかめで、長距離でも疲れにくいという声が多い
  • MAX系は16インチ、XTR系は17インチとアドバンストコンフォートシート
  • 気になりやすいのはディーゼル音より荷室から入るロードノイズ
  • 改善は空気圧の確認と荷物の固定から試す
  • 試乗はMAXとMAX XTRを同じ道で比べる
ベルランゴ買いたいドットコム

ベルランゴ買いたいドットコム 編集部

ベルランゴの価格・グレード・維持費・リセールを、メーカー公式の数値をもとに整理している情報サイトです。 公式サイト

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