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街でかわいい箱型の車を見かけて、「ベルランゴ」という名前が気になった。そんな方も多いはずです。
結論から言うと、ベルランゴはフランスのシトロエンが作るMPVで、日本ではStellantisジャパンが輸入して、シトロエン正規ディーラーで売っています。名前の意味には諸説あり、メーカーが公式に由来を説明した資料は見当たりません。
この記事では、名前・メーカー・生産国・日本での歩みを、表で順番に見ていきますね。
ベルランゴはどこの国の車?
ベルランゴは、フランスの自動車ブランド「シトロエン(CITROËN)」の車です。今のシトロエンは、欧州の自動車グループStellantis(ステランティス)に属しています。
『名前の響きからイタリアの車かと思った』という声もありますよね。
実はフランス生まれなんです。日本での正式な車名は「シトロエン ベルランゴ」で、綴りはBERLINGOです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 車名 | シトロエン ベルランゴ(CITROËN BERLINGO) |
| 7人乗り | ベルランゴ ロング(BERLINGO LONG) |
| ブランド | シトロエン(フランス) |
| グループ | Stellantis |
| 日本の輸入元 | Stellantisジャパン株式会社 |
| 日本での販売 | 全国のシトロエン正規ディーラー |
| 公式の位置づけ | MPV |
公式のコピーは「暮らしを描く、走るアトリエ。」(2026年8月〜)です。
車というより、生活の道具として見せている雰囲気が伝わってきます。

ベルランゴという名前の意味と由来
『ベルランゴって、そもそもどういう意味なの?』と気になりますよね。
よく言われるのは、フランス語の「berlingot(ベルランゴ)」と結びつける説です。三角すいの形をした昔ながらの飴や、同じような形の紙パックを指す言葉として知られています。
ただ、シトロエンがこの由来を公式に説明した資料は、確かめられていません。
ここでは「そう言われることがある」くらいに受け止めておくのがよさそうです。
車名の綴りは BERLINGO です。読み方は日本の公式表記どおり「ベルランゴ」。最後に t の付く berlingot とは綴りが違う点も覚えておくと、検索の時に迷いません。
『じゃあ、なんでこの名前にしたの?』ともう一歩知りたくなりますよね。
ちなみに、ネット上の事典(いわゆるwiki)にも名前の由来は詳しく書かれていないことが多いです。
確かな情報を探すなら、シトロエン公式やStellantisジャパンのニュースを当たってみてください。
シトロエンはどんなメーカー?
シトロエンは、1919年にフランスで創業した自動車ブランドです。
創業者の名前がそのままブランド名になっていて、二重の山形を組み合わせたエンブレムでも知られています。
| 時期 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1919年 | フランスで創業 |
| 1976年 | プジョーと統合し、のちのPSAグループへ |
| 2021年 | PSAとFCAの統合でStellantisが発足 |
| 2024年10月 | 日本のベルランゴに新世代ロゴを初採用 |
2024年10月のマイナーチェンジでは、日本のシトロエンで初めて新世代ロゴを採用しました。
創業時のロゴをオマージュしたデザインで、顔つきも新しくなっています。前期と後期の見分け方はベルランゴの顔は2024年でどう変わった?で詳しく見ています。
- プジョー リフター/リフター ロング
- フィアット ドブロ/ドブロ マキシ
- 欧州ではオペル コンボ、トヨタ プロエース シティ ヴァーソも兄弟
ベルランゴとプラットフォームやパワートレインを共有している車たちです。
違いはベルランゴの兄弟車でまとめていますので、気になる方はのぞいてみてください。
ベルランゴの生産工場はどこ?
ベルランゴの生産工場も、よく調べられているテーマです。
欧州では、スペインやポルトガルにあるStellantisの工場で作られていると紹介されることが多いです。ただ、日本向けの個体の生産工場は、日本の公式サイトでは明示されていません。
『フランスの車なのに、フランスで作っていないの?』と意外に感じる方もいるはずです。
今の自動車メーカーは、ブランドの国と工場の国が違うのが珍しくありません。同じグループの兄弟車と工場を分け合うこともあります。
手元の車の生産国を知りたい時は、車検証や車体のコーションプレートに書かれた情報を販売店に見てもらうのが確実です。ネット上の情報だけで決めつけないようにしましょう。
フランスの車らしさはどこに出ている?
『フランスの車って言われても、どこがフランスっぽいの?』と思う方もいますよね。
実は、一番分かりやすいのがボディカラーの名前なんです。日本の公式でもフランス語の読みのまま使われています。
| 色の名前(公式) | フランス語の意味の目安 |
|---|---|
| ブラン イシ | ブラン=白 |
| グリ アルタンス | グリ=グレー |
| ブルー キアマ | ブルー=青 |
| グリーン シルカ | 緑系の色 |
| アクア グリーン | 青みのある緑 |
| サーブル | 砂(ベージュにグレーを加えたサンドカラー) |
サーブルは、2020年の導入時に販売の7割を占めた人気色です。2026年8月に計500台の限定色として戻ってきました。
色の名前の響きだけでも、ほかの車とは少し違う雰囲気が伝わってきますよね。
- 2024年10月改良で付いた、創業時をオマージュした新世代ロゴ
- サイドのエアバンプとカラーアクセント
- 5人乗りの天井にあるガラスルーフと収納(MODUTOP)
- 道具っぽさと遊び心が同居した箱型のシルエット
ガラスルーフは5人乗り(MAX・MAX XTR)だけの装備で、ロングには付きません。
全色の選び方はベルランゴの全ボディカラー一覧で見ています。
日本ではいつから売られている?
ベルランゴは欧州で1996年にデビューした車です。
ただ、日本で本格的に売られているのは3代目(K9系)だけなんです。
| 世代 | 欧州デビュー | 日本での扱い |
|---|---|---|
| 初代 | 1996年 | ごく少数のみ正規輸入。カタログ販売は無し |
| 2代目 | 2008年 | 日本へは正規導入されていない |
| 3代目(現行) | 2018年 | 2019年10月にデビューエディションで日本導入 |
2019年10月のデビューエディション(3,250,000円)は、オンライン予約が約5時間半で完売しました。
その後、2020年10月にカタログ販売が始まり、2023年1月に7人乗りのロングが加わっています。

| 内容 | 時期 |
|---|---|
| デビューエディション予約開始 | 2019年10月 |
| カタログ販売開始(FEEL・SHINE・SHINE XTR PACK) | 2020年10月 |
| 7人乗り ベルランゴ ロング発売 | 2023年1月 |
| グレード名がSHINEからMAXへ | 2024年1月 |
| マイナーチェンジ(新ロゴ・新しい顔) | 2024年10月 |
| 限定色サーブル(計500台) | 2026年8月 |
細かい年式の見分け方はベルランゴの歴代モデル一覧で確かめられます。
今のベルランゴはどんな車?
ここまでで、どこの国のどんなメーカーの車かは分かりましたよね。
最後に、2026年10月時点の現行モデルをざっくり押さえておきましょう。
| 項目 | MAX(5人乗り) | LONG MAX(7人乗り) |
|---|---|---|
| 価格(2026年10月時点) | 4,490,000円 | 4,670,000円 |
| 全長×全幅×全高 | 4,405×1,850×1,830mm | 4,770×1,850×1,850mm |
| エンジン | 1.5L BlueHDiディーゼルターボ | 同じ |
| 燃費(WLTC) | 18.1km/L | 18.1km/L |
| 駆動 | FF | FF |
価格はシトロエン公式(経済変動加算額300,000円込み)、寸法と燃費は公式諸元の値です。
グレードは、ここにXTR Grip Control Packageを加えた4つになります。
| グレード | 乗車定員 | 価格(2026年10月時点) | 型式 |
|---|---|---|---|
| BERLINGO MAX | 5人 | 4,490,000円 | 3DA-K9CYH01 |
| BERLINGO MAX XTR Grip Control Package | 5人 | 4,698,000円 | 3DA-K9CYH01 |
| BERLINGO LONG MAX | 7人 | 4,670,000円 | 3DA-K9CYH01L |
| BERLINGO LONG MAX XTR Grip Control Package | 7人 | 4,878,000円 | 3DA-K9CYH01L |
型式の最後に「L」が付くのがロングです。車検証で5人乗りかロングかを見分ける時の目印になります。
中古車で見かけるFEEL・SHINE・SHINE XTR PACKといった名前は、改良前の過去グレードです。今の新車のカタログには載っていないので、混ざらないよう気をつけてみてください。
現行モデルはLEDヘッドライトとLEDデイタイムランニングライトが付いています(公式装備表)。改良前の中古車は年式やグレードで仕様が違うことがあるので、現車で確かめておきましょう。
『名前は知っていたけど、ディーゼルだけとは知らなかった』という方もいるはずです。
ガソリン車やハイブリッド、4WDは日本向けにはありません。全車が軽油で走る1.5Lディーゼルと8速ATの組み合わせです。
ちなみに、国内のキャンピングカー架装メーカーの名前と一緒に検索されることもあります。ベルランゴをベースにした車中泊仕様の話はベルランゴのキャンピングカー・車中泊仕様で詳しく見ています。
実際に乗っている人の評価はベルランゴの口コミ・評判まとめ、人気の理由はベルランゴが人気の理由で見ていますので、あわせてどうぞ。
買うことを考え始めたら、ベルランゴの値引き相場と交渉の順番も役に立ちます。
よくある質問
ベルランゴはどこの国の車ですか?
フランスのシトロエンの車です。今のシトロエンはStellantisというグループに属していて、日本ではStellantisジャパンが輸入しています。
ベルランゴという名前の意味は?
フランス語のberlingot(三角すいの飴や紙パック)と結びつける説がよく知られています。ただ、シトロエンが公式に由来を説明した資料は確かめられていません。
ベルランゴの綴りは?
BERLINGOです。7人乗りは BERLINGO LONG と書きます。
ベルランゴはどこで作られていますか?
欧州ではスペインやポルトガルの工場で作られていると紹介されることが多いです。日本向けの個体の工場は公式に明示されていないので、気になる時は販売店で車の情報を見てもらうのが確実です。
初代や2代目は日本で買えますか?
初代はごく少数の正規輸入のみで、2代目は日本に正規導入されていません。日本で一般的に手に入るのは3代目です。
まとめ
- ベルランゴはフランスのシトロエンの車で、今はStellantisグループに属している
- 名前の由来はフランス語のberlingotと結びつける説があるが、公式の説明は確かめられていない
- 綴りはBERLINGO、7人乗りはBERLINGO LONG
- 日本で本格的に売られているのは3代目だけで、2019年10月に上陸した
- 現行は全車1.5Lディーゼル・8速AT・FFで、4グレード





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