ベルランゴとリフター・ドブロ・カングーを比較|輸入MPV4台の価格とサイズ

駐車場に並んだ4台の輸入MPV

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ベルランゴを候補にすると、そっくりなリフターやドブロ、それにカングーまで気になってきますよね。どれも四角いボディに荷物がたくさん積める輸入MPVなので、カタログを見比べても違いがつかみにくいんです。

結論から言うと、ベルランゴ・リフター・ドブロは中身が共通の兄弟車で、違いは顔と運転席まわり、装備、価格です。カングーだけは別メーカーの車なので、使い勝手から違ってきます。

この記事では、公式の数字で並べられるベルランゴとリフターを軸に、4台の選び分けを見ていきます。

目次

ベルランゴのライバル車はどれ?4台の関係を先に知っておこう

先に結論

ベルランゴ・リフター・ドブロは、同じStellantisグループの兄弟車です。カングーはルノーの車で、ベルランゴにとって一番のライバルにあたります。

『リフターってプジョーでしょ?なんでベルランゴと同じなの?』と思った方も多いはずです。

実はシトロエンもプジョーもフィアットも、今は同じStellantisというグループの会社なんです。だから車の骨格やエンジンを共有して、見た目と装備を変えて売っています。

車名ブランドベルランゴとの関係日本での販売店
シトロエン ベルランゴシトロエン(フランス)この記事の主役シトロエン正規ディーラー
プジョー リフタープジョー(フランス)兄弟車プジョー正規ディーラー
フィアット ドブロフィアット(イタリア)兄弟車フィアット正規ディーラー
ルノー カングールノー(フランス)ライバルルノー正規ディーラー
ベルランゴと兄弟車、ライバル車の関係を示した図

兄弟車の関係は、欧州のトヨタ車まで含めてベルランゴの兄弟車の解説で詳しく書いています。

なお、ドブロとカングーは公式の数値をこの記事では扱っていません。価格や寸法は、それぞれの公式サイトで最新の値を確かめてみてください。

ベルランゴとリフターの価格はいくら違う?

まずは一番気になる値段からです。どちらも2026年10月時点の税込メーカー希望小売価格で、経済変動加算額300,000円を含んだ金額です。

乗車定員ベルランゴ価格リフター価格
5人MAX4,490,000円GT4,780,000円
5人MAX XTR Grip Control Package4,698,000円(同等グレードはGTのみ)4,780,000円
7人LONG MAX4,670,000円LONG GT4,980,000円
7人LONG MAX XTR Grip Control Package4,878,000円(同等グレードはLONG GTのみ)4,980,000円

リフターはグレードがGTとLONG GTの2つだけです。どちらも17インチホイールと路面モードの切り替え機能を持つので、ベルランゴでいえばXTR Grip Control Packageに近い中身なんです。

そろえて比べると、5人乗りのMAX XTR GCPとリフターGTの差は82,000円。7人乗りのLONG MAX XTR GCPとLONG GTの差は102,000円です。

一方、16インチでシンプルなMAXを選ぶと、リフターGTより290,000円安くなります。7人乗りのLONG MAXなら、LONG GTとの差は310,000円です。

ベルランゴとリフターのグレード別価格を並べた図
価格を見る時の注意

どちらも価格に経済変動加算額が入っていて、今後変わる可能性があります。オプションや登録諸費用、税金は含まれていません。最新の金額は見積もりで確かめてください。

『リフターのほうがちょっと高いだけなら、好きな顔で選べばいい?』そう思いますよね。ただ、装備の中身にも違いがあるので、次の章まで見てから決めるのがおすすめです。

サイズはほぼ同じ?全高と全長の差

ボディの基本は共通なので、長さと幅はほとんど同じです。違いが出るのは高さとタイヤまわりなんです。

5人乗りどうしの比較

項目ベルランゴ MAX/MAX XTR GCPリフター GT
全長4,405mm4,405mm
全幅1,850mm1,850mm
全高1,830mm1,855mm
ホイールベース2,785mm2,785mm
最小回転半径5.6m5.6m
車両重量1,600kg(XTR GCP 1,630kg)1,630kg
タイヤ205/60R16(XTR GCP 205/55R17)215/60R17

7人乗りどうしの比較

項目ベルランゴ LONG MAX/LONG MAX XTR GCPリフター LONG GT
全長4,770mm4,760mm
全幅1,850mm1,850mm
全高1,850mm1,875mm
ホイールベース2,975mm2,975mm
最小回転半径5.8m5.8m
車両重量1,660kg(XTR GCP 1,680kg)1,700kg

数字は各社の公式諸元によるものです。全高はベルランゴのほうが25mm低く、7人乗りの全長はベルランゴのほうが10mm長くなっています。

25mmの差で困る場面は多くありません。ただ、高さ制限ぎりぎりの駐車場を使う方は、この差が効くこともあります。

駐車場で確かめておきたいこと
  • 自宅や職場の駐車場の高さ制限を数字で確認する
  • ルーフレールに何か載せる予定があるなら、その高さも足す
  • 機械式立体駐車場(全高1,550mm制限が多い)にはどちらも入らないと考えておく

サイズの全体像はベルランゴのサイズ一覧にまとめています。

装備と運転席の違いはどこ?

ここが兄弟車選びで一番差が出るところです。エンジンや骨格は同じでも、運転席の作りと装備の付け方がかなり違うんです。

項目ベルランゴ(現行4モデル)リフター(GT/LONG GT)
運転席一般的なステアリングとデジタルメーター小径ステアリングの「i-Cockpit」
ガラスルーフ5人乗りのMAX系にMODUTOPカタログモデルには無し
路面モード切り替えXTR GCPのみ全車
ホイールMAX系16インチ/XTR系17インチ全車17インチ
スペアタイヤ無し(パンク修理キット)付き
現行色6色(限定色サーブル含む)3色
ベルランゴとリフターの装備の違いを左右で比べた図

ベルランゴの5人乗りにはMODUTOPという収納付きのガラスルーフがあります。天井が明るく、上に小物を置けるのはベルランゴだけの良さです。

リフターは小さめのハンドルの上からメーターを見る「i-Cockpit」が特徴です。『ハンドルでメーターが隠れない?』と気になる方もいるので、ここは試乗で座ってみるのが確実です。

ベルランゴを選ぶ理由
  • 16インチのMAXで価格を抑えられる
  • 5人乗りにガラスルーフがある
  • ボディカラーの選択肢が多い
ベルランゴで物足りない点
  • MAXには路面モード切り替えが無い
  • スペアタイヤが無い
  • ロングにはガラスルーフが無い

安全装備はどちらも、アクティブクルーズコントロールやレーンポジショニングアシストなど、主な機能がそろっています。ここで大きく差がつくことはありません。

燃費や税金、維持費に差はある?

エンジンは両車とも1.5Lディーゼルターボ(130ps・300Nm)と8速ATの組み合わせです。燃料は軽油で、タンクも50Lで同じです。

項目ベルランゴリフター
WLTC燃費18.1km/L18.1km/L
JC08燃費22.9km/L22.6km/L
燃料/タンク軽油/50L軽油/50L
自動車税(年)30,500円30,500円
駆動方式FFFF

WLTCの燃費は同じなので、燃料代はほぼ変わらないと考えてよいです。自動車税も同じ区分なので、毎年の税金に差は出ません。

差が出やすいのはタイヤです。ベルランゴのMAX系は16インチなので、17インチのリフターより交換費用を抑えやすい傾向があります。

保証の違い

新車保証はどちらも3年です。リフターは走行距離無制限と公表されています。ベルランゴの距離条件は、見積もりの時にディーラーで確かめておきましょう。

維持費の全体はベルランゴの維持費の内訳で詳しく出しています。

ドブロとカングーはベルランゴとどう違う?

ドブロはフィアット版の兄弟車です。骨格やエンジンはベルランゴと共通で、違うのはデザインと装備、販売店です。

『イタリアの車ならもっと違う走りなの?』と思うかもしれません。ただ中身は同じグループの部品なので、走りの基本はかなり近いと考えてよいです。

カングーは事情が変わります。ルノーが独自に作っている車なので、骨格もエンジンも別物なんです。

カングーならではの点
  • 後ろのドアが左右に開く観音開き
  • ルノー独自の乗り味とデザイン
  • 長く続くファンの多いシリーズ
ベルランゴならではの点
  • 跳ね上げ式ドアにガラスだけ開くハッチ付き
  • 5人乗りにガラスルーフがある
  • 全車8速ATのディーゼル

カングーとの違いはベルランゴとカングーの比較で、観音開きの使い勝手まで掘り下げています。

国産ミニバンも候補なら、ヴォクシー・ノア・セレナとの違いも合わせて読むと判断しやすくなります。

結局どれを選ぶ?タイプ別の選び方

ここまでの違いを、どんな人に合うかでまとめてみます。

こんな人に合いやすい車理由
予算を抑えて輸入MPVに乗りたいベルランゴ MAX/LONG MAX4台の中で比べやすい価格帯。16インチでタイヤ代も抑えやすい
雪道やキャンプ場の未舗装路も走るベルランゴ XTR GCP/リフター路面モード切り替えが付く
天井の開放感がほしいベルランゴ 5人乗りMODUTOPのガラスルーフ
スペアタイヤを積んでおきたいリフター公式でスペアタイヤ付き
観音開きのドアが好きカングー4台で唯一の観音開き
イタリア車のデザインが好きドブロ中身はベルランゴと共通

『結局どれも似てるなら、どう決めればいいの?』という方は、見積もりを並べてみるのが一番の近道です。

兄弟車は中身が近いぶん、乗り出し価格の差がそのまま判断材料になります。同じ条件で見積もりを取ると、オプション込みの総額で比べられますよ。

ベルランゴ買いたいドットコム

ベルランゴの値段、先に相場を見ておく

今の車の買取相場と、ベルランゴの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。

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※相場は年式・走行距離・状態で変わります。

交渉の進め方はベルランゴの値引き相場と交渉の順番で解説しています。見積もりを取る前に読んでおくと安心です。

よくある質問

ベルランゴとリフターの一番大きな違いは何ですか?

運転席の作りと装備です。リフターは小径ステアリングのi-Cockpitで、全車17インチと路面モード切り替えが付きます。ベルランゴは5人乗りにガラスルーフがあり、16インチのMAXで価格を抑えられます。

ベルランゴとリフターは燃費が違いますか?

WLTC燃費はどちらも18.1km/Lです。エンジンも燃料タンクも同じなので、燃料代に大きな差は出にくいです。

ドブロはベルランゴと同じ車ですか?

骨格とエンジンを共有する兄弟車です。デザインや装備、販売店が違います。価格や寸法はフィアット公式で最新の値を確かめてください。

カングーもベルランゴの兄弟車ですか?

いいえ、カングーはルノーが独自に作っている車で、兄弟車ではありません。後ろのドアが観音開きなど、使い勝手にも違いがあります。

7人乗りで比べるならどれがいいですか?

ベルランゴ ロングとリフター ロングが比べやすいです。2026年10月時点の価格はLONG MAXが4,670,000円、LONG GTが4,980,000円です。

まとめ

この記事の要点
  • ベルランゴ・リフター・ドブロは同じStellantisの兄弟車で、カングーは別メーカーのライバル
  • 2026年10月時点で、XTR GCPとリフターの差は5人乗り82,000円、7人乗り102,000円
  • サイズはほぼ同じで、全高はベルランゴが25mm低い
  • 燃費はどちらもWLTC 18.1km/L、自動車税も年30,500円で同じ
  • 違いは運転席、ガラスルーフ、路面モード、スペアタイヤ、ボディカラー
ベルランゴ買いたいドットコム

ベルランゴ買いたいドットコム 編集部

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